硝子体組織がなんらかの原因によって網膜を牽引したりすることなどによって網膜へ光が達する妨げになる場合に、組織の除去を行います。
ECP Medical Book では、目の病気のことをはじめ白内障手術、硝子体手術などの手術に関すること、目の仕組みや各部の名称など、眼に関する様々なことをご説明します。
たとえば、「硝子体」って眼科に来てみて初めて聞いた言葉だけど詳しくは知らない、とか、「遠視」ってよく聞くけど本当はどういうことなの?とか、普段疑問に思われるようなことや眼の仕組み、各部の名称など、「眼科」に関するあらゆることについてご説明しています。
レーシック(LASIK)
レーシック(LASIK)は角膜屈折矯正手術(視力矯正手術)の一種で、角膜の表面を薄くスライスしたフラップを作ってめくり、めくれた部分(角膜実質層)の一部を削ることで角膜のカーブの緩急を変えて遠視や近視・乱視を矯正します。
ReLEx Smile(リレックススマイル)
ReLEx Smile(リレックススマイル)とは、現在角膜屈折矯正手術の主流となっているLASIK(レーシック)とは異なる新しい手術技法で、第3世代の視力矯正手術とされています。
コンタクトレンズの基礎
コンタクトレンズは大きく分けてハードレンズ・ソフトレンズに分ける事が出来ます。
シリコーンハイドロゲル
従来素材の弱点を補う事ができるコンタクトレンズの次世代素材、シリコーンハイドロゲルについて
乱視用コンタクトレンズ
乱視用のコンタクトレンズは近視や遠視を矯正する球面レンズとは異なる、円柱レンズというレンズで視力を矯正します。
遠近両用コンタクトレンズ
遠近両用コンタクトレンズは近くも遠くも見えるように、1枚のコンタクトレンズに遠用のゾーンと近用のゾーンを持つコンタクトレンズです。
円錐角膜用コンタクトレンズ
初期の円錐角膜では通常のハードコンタクトレンズでも矯正できますが、進行すると円錐角膜用の特殊なコンタクトレンズが必要になります。
眼の構造
眼の構造や各部の名前やはたらきについて
ものが見えるしくみ
目を通してものが見える仕組みについて
近視、遠視、乱視、老視
近視・遠視・乱視・老視、それぞれについての説明とものが見えにくくなる仕組みについて
加齢黄斑変性
加齢黄斑変性とは、網膜の中心部である黄斑が加齢に伴い網膜色素上皮の下に溜まった老廃物に障害される病気のことです。
角膜びらん
角膜とは黒目のことを意味し、眼の外側の部分を形成している透明な膜です。
ヘルペス性角膜炎
ヘルペス性角膜炎とは、単純ヘルペスウイルスが角膜(いわゆる黒目)に感染することによって発症するもので、眼の痛み・ゴロゴロ感・充血・涙・眩しさ・まぶたの腫れなどが症状としてでてきます。
ぶどう膜炎
ぶどう膜とは、眼の部位である虹彩・毛様体・脈絡膜の総称で、これらの組織の一部あるいは全てに起こる炎症をぶどう膜炎といいます。
結膜下出血
結膜下出血の原因は様々で、くしゃみ・せき・過飲酒・月経・水中メガネの締め過ぎなどでも出血します。
色覚異常
網膜にある視細胞がうまく機能しないと視力が低下したり、視野が狭くなるなどの異常が出るのと同様に、色覚も視細胞の機能次第で色を識別しにくくなります。
フリクテン性結膜炎
フリクテン性結膜炎は、角膜(黒目)や結膜(白目)に小さな白色の水泡ができる病気です。
VDT症候群
ディスプレイやキーボード等で構成されているものをVDTといい、その機器を使用したデータ入力作業や、液晶やブラウン管などの画面を見ながらの作業を長時間続けることで、目や体、心に支障をきたす病気のことをVDT症候群といいます。
円錐角膜
円錐角膜とは、角膜に起こる非炎症性変性疾患で、中央部の角膜が薄くなり、角膜が前方へ円錐状に突出していく病気です。